2015年 03月 03日
図書館に行った。 |
図書館で借りた本美しい着物とカフカの変身。
稼ぎ頭の疲れた男がある日突然にベットの上で蜘蛛に変身する。
その姿を見ることになる家族の会話を部屋の壁から聞き耳を立てる蜘蛛
年老いた両親と妹のふるまいをこと細やかに観察しながら自問自答する蜘蛛
最後蜘蛛の姿のまま息絶えるが家族皆快かいとして青空の下
ピクニックに出かけて話が終る。
何だろう・・・現代のモヤモヤしたモノの象徴が蜘蛛なのか??
実存主義?・・・分からないけど気になり後を引く。
M新聞の新しい連載が始まり楽しみだ。前回の「劉邦」はややこしくて
200回位まで読んだけどやめてしまった。
今日は図書館に行って↑本を返却。又2冊借りてきた。
美しい着物と世界文学全集。最近火曜日は隔週で図書館に行ってます。
他の本は読みかけの本と最近買った武田百合子さんの本(空子さん一押し)。
付録の美しい着物60年史が懐かしい~岸恵子・久我美子・野添ひとみ・高峰秀子
小暮実千代・若尾文子・芦川いずみ・そして松本弘子さんも
1950年代の着物は洋服感覚を反映させたとてもモダンなものばかり
戦後の元気さとリンクして希望にあふれた時代だったのかな~。
by kumoburouti
| 2015-03-03 17:18
| 本
|
Comments(4)
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kuukau at 2015-03-05 09:15
昔の美しい着物は今ならさしずめファッション誌やね。イキイキとしてる。
いつから豪華路線になったんだろう。。
武田百合子の「犬が星みた」はエッセイの最高峰だと思うの。
スルメのように味わいながら読んでます。感性が凄い!!
いつから豪華路線になったんだろう。。
武田百合子の「犬が星みた」はエッセイの最高峰だと思うの。
スルメのように味わいながら読んでます。感性が凄い!!
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kumoburouti at 2015-03-05 13:53
空子さま
日日雑記を少しパラパラと読んだだけで武田百合子さんの感性に
魅了されました。ただ目の前のことを書いてるだけなのに日々の
出来事が何だか光って見えます。この本に出合ってよかった。
「犬が星見た」もワクワクしてきました。空子さんありがとう。
豪華路線だけじゃ息切れするけど安けりゃいい時代もイヤですね。
日日雑記を少しパラパラと読んだだけで武田百合子さんの感性に
魅了されました。ただ目の前のことを書いてるだけなのに日々の
出来事が何だか光って見えます。この本に出合ってよかった。
「犬が星見た」もワクワクしてきました。空子さんありがとう。
豪華路線だけじゃ息切れするけど安けりゃいい時代もイヤですね。
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aomeumi at 2015-03-05 17:46
青目
カフカとサルトル、平野・・・わぁ、難しいのばかりですね。あ、須賀敦子がある・・・この十年ほどは、この人一辺倒・・・何度読んでも飽きません。しかし、もう作品はないので、最後の方は寄せ集めで・・・前の本を飽きずに読んでいます。春も本を読むにはいい季節だと思います・・・居眠りもしながら・・・昔の女優さんは、個性的で美しかったですね。
カフカとサルトル、平野・・・わぁ、難しいのばかりですね。あ、須賀敦子がある・・・この十年ほどは、この人一辺倒・・・何度読んでも飽きません。しかし、もう作品はないので、最後の方は寄せ集めで・・・前の本を飽きずに読んでいます。春も本を読むにはいい季節だと思います・・・居眠りもしながら・・・昔の女優さんは、個性的で美しかったですね。
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kumoburouti at 2015-03-05 20:08
aomeumi さま
カフカは変身だけ読みました。審判は読んでません。
何も知らない私の特技は分からなくとも活字を読み進める事です。
結果読み終えて頭に残るモノだけが記憶されるだけですが
理解できなくともわからないそのまま頭の隅に置いておきます。
サルトルは取りあえず出口なしだけ読むのです。
夫が昔からこれを読めと薦めてましたから(夫が生きてるうちに読まないと)
もしかして須賀敦子さん全部読まれたのお好きなのですね・・・嬉しいです。
しかし武田百合子さんはいいですねぇ~。
カフカは変身だけ読みました。審判は読んでません。
何も知らない私の特技は分からなくとも活字を読み進める事です。
結果読み終えて頭に残るモノだけが記憶されるだけですが
理解できなくともわからないそのまま頭の隅に置いておきます。
サルトルは取りあえず出口なしだけ読むのです。
夫が昔からこれを読めと薦めてましたから(夫が生きてるうちに読まないと)
もしかして須賀敦子さん全部読まれたのお好きなのですね・・・嬉しいです。
しかし武田百合子さんはいいですねぇ~。